更新日時:2023/04/20
HMR(エイチエムアール)の栗原です。今回はS2000(AP2)のオイルパンバッフルプレート・大容量デフカバー取付作業を行いましたのでその作業レポートになります。
エンジン本体の底面にある、エンジンオイルを溜めておくオイルパン。サーキット走行などで、速いコーナリングをすると遠心力でオイルパン内のオイルに偏りが生じてオイルがきちんとエンジン内を循環しないことがあります。そうなるとエンジンへの致命的な損傷に繋がりかねません。そういったトラブルを回避予防するためにオイルパンバッフルプレートがあります。オイルパンバッフルプレートは、オイルパン内部に装着する鉄板を加工したパーツで偏りを起きにくくします。 今回はお客様お持込でTRUSTオイルパンバッフルプレートを装着しました。 同時にヘッドカバーのパッキン、スパークプラグのチューブシールも交換しました。 こちらがスパークプラグのチューブシールです。 オイル交換した際にオイルフィルターのストッパーをお客様お持込でお取り付けさせていただきました。
S2000のデフカバーは元々のオイル容量が少なく、サーキットなどの高負荷走行時は油温が上がりやすかったり、オイルの劣化が進みやすい傾向があります。その対策としてより多くのオイルが注入できる大容量デフカバーに交換します。まずデフを下ろしていきます。 写真の右半分の大きなパーツが大容量デフカバーです。 デフを降ろしたら純正のデフカバーを大容量デフカバーに交換します。無事交換できましたら