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更新日時:2023/02/28

純正エアロ レカロシート ゴリラナビ装備のアコードユーロR(CL7)の納車前点検整備を行いました


HMR(エイチエムアール)の栗原です。今回は純正エアロ レカロシート ゴリラナビ装備のアコードユーロR(CL7)の納車前点検整備を行いました。担当メカニックはホリグチです。

アコードユーロR(CL7)納車前点検

まずエンジンルーム内を点検していきます。まず最初にバッテリーテスターでバッテリーを点検していきます。特に問題ありませんでした。  バッテリーの交換時期は使用状況によりますが3〜5年のサイクルで交換することをおススメいたします。また寒い時期になるとバッテリー上がりが多くなります。少しでもマメにエンジンを掛けて充電したり、カー用品店などで購入できる充電器を用意しておくといいでしょう。 エアフィルターをチェックしました。所々に薄らと汚れが確認できます。お早めの交換をオススメさせていただきました。汚れで目詰まりを起こすと燃費悪化やエンジン本来の性能を発揮できなくなります。こちらも定期的にケースを開けて目視で確認してみましょう。   インテークホースをチェックしました。スロットルボディ側の接続部が破れていましたので後ほど交換させていただきました。インテークホースに亀裂や破損が起きるとエアフィルターを通さない空気がエンジンに送り込まれてしまいエンジン不調の原因となります。定期的な点検をおススメいたします。 次に冷却系廻りを点検していきます。ホースに漏れはありませんでした。経年劣化していくと亀裂が入りそこから冷却水が漏れてしまいエンジンがオーバーヒートを起こす可能性があります。定期的な点検をおススメいたします。 補機ベルトの状態およびオートテンショナーの異音やガタが無いかを点検していきます。特に問題ありませんでした。ベルトが切れてしまうとバッテリー充電が出来なくなり最悪エンジンが停止する恐れがあります。定期的な点検をおススメいたします。 続いてプラグの点検を行いました。4本とも特に問題ありませんでした。先端の部分がひどく汚れてしまうとエンジンが掛かりづらくなったり、走行中に失火が起こり故障の原因となります。エンジンが掛かりづらくなるなどの症状が出た場合は当店にご相談ください。 ブレーキマスターシリンダーをチェックしましたが、特にフルード漏れ・滲みもなく問題ありませんでした。 続いてリフトアップして足廻りをチェックしていきます。まず最初にタイヤを縦横に揺らしてハブベアリングとボールジョイントのガタがないかチェックを行います。特に問題ありませんでした。走行中に異音やハンドルのガタつきなどを感じた場合は当店へお早めにご相談下さい。  リフトアップして下廻りをチェックしていきます。特に目立つようなキズやサビはありませんでした。  足廻りなどのブッシュ・ブーツをチェックしていきます。前後アッパーアームブーツ、フロント/リアロアアームブッシュにヒビが入っていました。ブッシュ・ブーツにヒビが入ってしまいそのままにしておくとそこからグリスが漏れ出したり、異物が侵入して足廻りの機能に支障をきたすだけではなく、車検を通過できなくなってしまいます。またそれ以外にもダンパーのオイル漏れがないかを点検していきます。 ブレーキ廻りの点検をしていきます。まずはブレーキキャリパーシールの状態やキャリパーピストンの動きを確認していきます。特に問題ありませんでした。 キャリパーシールが劣化しピストン内に水分が侵入することでサビが発生します。サビをそのまま放置しているとキャリパーの動きを阻害されブレーキの引きずり症状や固着を引き起こしてしまう可能性があります。 ブレーキパッドの残量をチェックしていきます。フロント10mm・リア6.5mmでした。 

アコードユーロR(CL7)油脂類部品交換

HMRではクルマに応じて、納車前点検でエンジンオイル・ブレーキフルード・ミッションオイル・ラジエタークーラントを新品交換しています。油脂類がリフレッシュされていれば納車してすぐのドライブも安心して楽しめますね。まずエンジンオイルから抜いていきます。エンジンオイルはエンジン内部の潤滑および冷却を行います。定期的な点検を行わず走り続けるとエンジンパワー低下や燃費悪化の原因となります。使用状況によりますが半年または5,000kmでの交換をおススメいたします。ミッションオイルも抜いていきます。ミッションオイルが劣化していくとギアの入りが悪くなったり、最悪ミッションのギアを痛めてしまいミッションブローに繋がります。 クーラント液を抜いていきます。 新しいミッションオイルを入れていきます。オイルはホンダ純正MTF-3になります。  エンジンオイルを入れていきます。エンジンオイルはWAKO’SプロステージS 100%化学合成油 10W-40を使用しています。  新しいクーラント液を入れていきます。 次にブレーキフルードを交換しました。フルードはDOT4を使用しています。交換タイミングは、車検毎をおススメしております。 タイヤ溝の残量をチェックしていきます。フロント2.2mm リア3.5mmとなります。 各タイヤの空気圧を調整していきます。空気圧は自然と少しずつ抜けていきますのでガソリンスタンドなどで定期的な点検を行うことをおススメします。 グローブボックス奥にあるエアコンフィルターも取り外したらゴミがびっしりと付着していましたので交換させていただきました。  サンフレアの有効期限が切れていたので交換します。サンフレアは有効期限が切れていても車載されていれば車検は問題ありません。但しいざとなった時に使えるとは限りませんのでHMRでは有効期限が切れたものは交換させていただいております。 以上で作業完了となります。S様、この度はアコードユーロR(CL7)ご契約ありがとうございました。ご納車まで今暫くお待ち下さい。

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