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更新日時:2025/10/20

スバル インプレッサWRX STI(GDB型)|アプライド別に3つの顔を持つ、ラリー直系の戦闘機


こんにちは。HMR広報の小川です。2代目インプレッサWRX STI、通称「GDB型」は、スバル独自の年次改良「アプライドモデル」によって、その生涯で3度も大きく顔を変えました。それが「丸目」「涙目」「鷹目」です。見た目が違うだけでなく、エンジンや4WDシステムも世代ごとに熟成を重ね、それぞれが全く異なる個性を持つのがGDB型の最大の魅力。ラリーで培った技術が惜しみなく投入された、スバルの魂が宿る一台です。

愛嬌か、精悍か、洗練か。|スバル インプレッサWRX STI(GDB型)

GDB型を選ぶ楽しさは、まずこの個性豊かな3つの顔から始まります。丸目 (アプライドA/B型) 初代から大胆にデザインを変更し、発売当時は賛否両論を呼びました。しかし今では、その愛嬌のある丸いヘッドライトが逆に人気を博しています。

涙目 (アプライドC/D/E型)は 丸目から一転、シャープで精悍な「涙目」デザインへと進化。市場に最も多く流通している世代であり、多くの人が「インプレッサ」と聞いて思い浮かべるスタイルかもしれません。

鷹目 (アプライドF/G型) GDB型の集大成。さらに吊り上がった「鷹目」ヘッドライトと迫力あるフロントバンパーが、より洗練された戦闘的な印象を与えます。

これら全ての世代に共通するのが、力強く張り出したブリスターフェンダーと、空力性能を追求した巨大なリアウィング。その全てが、ラリーで勝つための機能美に溢れています。

走りのための“戦闘機コックピット”|スバル インプレッサWRX STI(GDB型)

ドアを開ければ、そこは余計な装飾を排した、ドライバーのためだけの空間が広がります。ドライバー中心のレイアウトで STI専用のセミバケットシートや、視認性の高いメーター類、そして操作しやすい位置に配置されたスイッチ類。その全てがドライバー中心に設計されており、まさに「戦闘機のコックピット」と呼ぶにふさわしい空間です。

世代ごとの進化はモデルチェンジを重ねるごとに、内装の質感も少しずつ向上。しかし、その根底にある「走るための機能性」という思想は一貫しています。

同じEJ20、されど異なる魂|スバル インプレッサWRX STI(GDB型)

GDB型は全世代で名機「EJ20」ターボエンジンを搭載しますが、その味付けは世代ごとに全く異なります。丸目 (A/B型)=ピーキーな暴れ馬 。不等長エキゾーストマニホールドとシングルスクロールターボの組み合わせ。水平対向特有の「ドコドコ音」と、高回転で一気にパワーが炸裂する「ドッカンターボ」が魅力。乗り手を選ぶ荒々しいエンジンです。

涙目 (C/D/E型)=レスポンス重視の万能型 。等長エキマニとツインスクロールターボへ変更。低速トルクとレスポンスが劇的に改善され、ターボラグも大幅に減少。刺激は減ったものの、扱いやすく、誰が乗っても速い万能なエンジンへと進化しました。

鷹目 (F/G型)=完成された安定型 。ターボやECUをさらに熟成させ、トルクは43kgf·m級へ。冷却性能も向上し、連続走行でもタレにくい。最もパワフルで、最も安定した完成形のEJ20です。

熟成を重ねた、ラリー譲りの足回り|スバル インプレッサWRX STI(GDB型)

GDBの真骨頂は、どんな路面でもパワーを余すことなく伝える、ラリー譲りのシャシーと4WDシステムにあります。DCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ) 前後輪のトルク配分を任意で変更できる電子制御4WDシステム。涙目の後期(E型)からは、ヨーレートセンサーが追加されるなど、世代を追うごとに制御が洗練され、より意のままに操れるマシンへと進化しました。

フロントにヘリカル式、リアに機械式LSDを搭載(グレードによる)。これにより、四輪が常に路面を掴み続け、FFやFRとは次元の違う圧倒的なトラクション性能を発揮します。

世代で異なる乗り味 丸目・涙目は、サスペンションが引き締められた硬派なスポーツカー。対して鷹目は、快適性も考慮した比較的マイルドなセッティングとなっており、高速道路でのロングツーリングも得意です。

どの世代を選ぶ?それこそがGDBの醍醐味|スバル インプレッサWRX STI(GDB型)

WRX STI GDB型は、単一の車種でありながら、アプライドモデルによって全く異なるキャラクターを持つ、極めて奥深いクルマです。荒々しいドコドコサウンドとドッカンターボを味わいたいなら「丸目」。レスポンスと速さのバランスを求めるなら「涙目」。完成されたパワーと安定性を求めるなら「鷹目」。見た目の好みだけでなく、走り方のスタイルに合わせて「選ぶ楽しさ」がある。それこそが、GDB型が今なお多くのファンを魅了してやまない理由なのです。

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