更新日時:2022/12/01
HMR(エイチエムアール)のイシケンです。S2000 2号機の筑波テストも大詰めという感じになってきました。前回のテストでは中古タイヤにも関わらず3秒5というタイムを記録し、まだまだ気温の高い10月末のタイムとしては十分でした。今回は11月中旬で前回より4度低い気温でしたが、正直まだ暑いですね。今回はNewタイヤを投入して、フロントパッドに少し効きが強いタイプを投入してきましたので、ここら辺のフィーリングがどうなのかというチェックです。
1本目は新品パッドとローターの慣らしを兼ねて私がドライブしました。慣らしが終わったタイミングで早めにピットに入り2本目に備えました。効きが少し強いタイプのパッドに変更したのですが、特に初期踏力では変化があまり感じられなかったですが、慣らし中からかなと思いつつ1本目の走行を終えました。
2本目からはREVSPEEDアタックでドライバーを務める三井選手にバトンタッチ。まずは慣熟ということで前回まで使っていた中古タイヤでコースインしてもらいました。2周もしないうちに赤旗。。。メインストレートでスープラがガソリンを巻いて燃えながら走って行きました。これで最終コーナー立ち上がりからメインストレート、1コーナー入口くらいまではオイル処理の石灰だらけになってしまいました。一応この赤旗中にピットで新品タイヤに交換しておきました。コースは再開しましたがやはり石灰だらけで凄いことになっていてとてもタイムが狙える状況ではなかったのでこの走行は走るのをやめました。
3本目はこの日の最終枠という感じで、せっかくの新品タイヤなのでなんとかいいタイムと新品タイヤ時のセッティング確認が出来ればと思っていました。しかし、またしても赤旗中断に・・・。今度はダンロップコーナーでオイルを巻いた車両がいて1台コースアウトしてしまい、オイル処理と車両回収が入ってしまいました。これでもうタイムは狙えないことが確実になったので、特に問題のないコーナーでのバランスチェックをメインに最後の枠を走ってもらいました。フロントパッドは初期制動は結局慣らしが終わってもそんなに変わらずで、逆にコーナーのミドルで変に効きすぎてしまってナーバスな感じになったとのコメントでした。また、新品タイヤのグリップを引き出すべくフロントタワーバー取付けボルトをしっかりと締め付けるというのを試してみましたが、こちらも緩く締めている方が良かったとのことで、セット的には前回のテストでのセットが新品タイヤでも望ましいということが確認できました。
フロントパッドは前回までの仕様に戻して、本番の筑波REVアタックに臨もうと思います。2秒台は当日までのお預けになりましたね。
これでテストは終わりなので、後は本番を待つのみです。2秒台が出ることを期待していてください。
当日の様子はyoutubeでも配信しております。
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