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アコードユーロR(CL7)中古車購入時の注意点

アコードユーロR(CL7)の中古車購入時の注意点を解説します。2002年に発売開始した7代目アコードのスポーツグレードとしてユーロRが追加されました。220馬力を発揮する2L VTECエンジンと6MT、スポーツサスペンション、快適性とホールド製を両立したレカロ製セミバケットシートを装備したスポーツセダンです。発売からちょうど20年が経過した現在でも100万円台中盤~後半で売買されてる人気車種です。購入時にチェックしておくポイントがありますのでご紹介します。アコードユーロR(CL7)納車前点検整備

まずエンジンルームを見てみましょう。20年選手ですが、過去に紹介したシビックタイプR(FD2)と同様にトラブルポイントというのは少ないです。少ないですがないわけではないので一つ一つ順を追って紹介していきます。

まずエンジン本体ですが、これは他のホンダエンジンでも定番箇所ではありますが、ヘッドカバーとスプールバルブ裏のオイル漏れがないかどうかです。スプールバルブは、エンジン本体後方になるのでやや見辛いですが、しっかり確認しましょう。エンジン始動できるのであれば、かけてみて異音チェックをしましょう。

次にこのクルマに限らずこの年式や距離で起こりやすいトラブルとしてオルタネーターが寿命を迎えていて発電しない、内部ベアリングが消耗して異音が出るトラブルがあります。

もう一つは、このK型エンジン搭載車に起こりやすいエアコンコンプレッサーの故障。アコードユーロR(CL7)納車前点検整備こちらはポピュラーといえるぐらい多いです。10万km超、10年超のクルマになると急にエアコンが効かなくなってしまうことがあります。原因としてはコンプレッサーそのものが寿命を迎えてしまっている場合、もう一つがエンジンルーム正面右上(エアボックス上)にあるリレーボックス内のエアコンのコンプレッサーに繋がるリレーが壊れていて電気が通らずにエアコンが効かなくなってしまうということもあります。

修理の際は、やや費用がかかるのでそこは覚悟が必要です。

あとは特にCL7前期モデルの場合だと年数劣化によるホース類・ゴム類の劣化が気になる所なので、軽く触ってみたりヒビ割れがないかきちんと確認しましょう。アコードユーロR(CL7)納車前点検整備 アコードユーロR(CL7)納車前点検整備これは定番ですが、エンジンルーム左奥にあるブレーキマスターシリンダー。アコードユーロR(CL7)納車前点検整備これの奥側からフルード漏れを起こしている車体があったりします。隣接しているクラッチのマスターシリンダーもCL7の持病の一つでフルード漏れをするとコキコキギコギコと異音を発生します。これは交換しないと治らず、また交換しても数年後には発生してしまいますので、CL7を所有している間は定期的に交換が必要な箇所にはなります。

クラッチからつなげてミッションについてですが、こちらはこれといったトラブルや持病もないので定期的なオイル交換といったメンテナンスさえ怠らなければ大丈夫です。

次にスロットルボディが原因でのアイドリング不調(不安定だったりアイドリングとしては高い回転数)がココ最近当店で数件確認されています。スロットルボディ内部のアイドリングを調整する機構に問題が発生していると思われます。チェックとしては、エンジンの暖気が十分にされた状態でアイドリングが安定するか確認してみましょう。

下回りは、CL7特有のトラブルというのは特にありません。それなりに年式が経過した中古車であればあるあるな足回り周辺のブーツ・ブッシュ類の劣化を確認しましょう。劣化しているとヒビ割れや、割れが広がってグリスが漏れていたりします。

次に60km以上の中~高速走行や加速時に異音が発生するということが過去に数件ありました。これはドライブシャフト内のジョイントが消耗してしまいガタが出てしまったことで発生してしまいました。その場合は、オーバーホールか一式交換することをおススメします。もし同乗試乗ができるならその際に注意してみるのもいいのかもしれません。

下回りのエンジン・ミッション周り、他の車種でも同様ですが各部にオイル漏れがないか確認してみましょう。その中でも要注意なのがクランクシャフトのオイルシールの劣化からオイル漏れが発生している場合です。この場合は、ミッション・クラッチ・フライホイールを外して交換をする工程が必要となりますのでよく確認しましょう。

その周辺で他にポイントとなりますのが、エンジン・ミッションの各マウントのゴム類ですね。ここは、距離・年数が経過するとどうしても劣化してヒビ割れが起こりやすくなってしまう箇所です。購入時にリフレッシュをしてより快適な状態に仕上げてしまうのもおススメです。

下回り後部も足回りの各ゴムブーツ類にヒビ割れがないか確認してみましょう。

次に内外装です。ダッシュボード上部に細い液晶がある車体の場合、まずその液晶が表示されないトラブルがあります。エアコンの温度や時計やラジオのチャンネルが確認できなかったりします。だからといって操作ができないというわけではありません。

次にナビ。純正ナビが装着されている場合、基本的に中のデータは古すぎるので快適に使うのは難しいところです。純正ナビが装着されていない車体であれば2DINナビを装着できるキットがあるので装着は比較的容易ですが、純正ナビ装着車だとそういったキットが入手しづらいです。純正ナビのエアコンなどの操作系統だけ移設するキットが海外から販売されていますが電源の不具合が発生しやすいので注意が必要です。

現在では、スマートフォンやタブレットのナビアプリでも機能十分だったりしますのでそちらで機能を補うというのもいいかもしれませんね。

次に天張り。年数が経過しているクルマだと結構垂れていることが多いので内装チェックの時に必ず触ってみて確認しましょう。

その他注意ポイントとしては、ドアミラーの開閉不良がないか、こちらはチェックの時にボタンを押して確認してみましょう。

運転席側のオートロックが、ドア内部のアクチュエーターの故障で閉まらないことがあったりします。

外装ではヘッドライトのくすみがポイントの一つですが、磨きとコーティングでしっかりキレイにしますのであまり心配しなくても大丈夫です。

このようにアコードユーロR(CL7)は年数がそれなり経過しているクルマにもかかわらずトラブル箇所が少ない優秀な車種になります。お手頃な値段で状態がよく実用性も兼ね備えたスポーツセダンの購入を検討している方にとっては狙い目ではないでしょうか?

最後に

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