HMR HONDA（エイチエムアール ホンダ）の栗原です。今回は、S2000(AP1)にHKSのサスペンションキット「ハイパーマックスS」とメタルキャタライザーの取り付け作業を承りました。チューニングパーツでは定番のHKS、様々な目的にあった幅広いパーツラインナップと信頼性で常に人気を集めていますね。装着するパーツは、全てお客様からのお持込となっています。
S2000(AP1)HKSメタルキャタライザー取り付け作業
まず触媒（キャタライザー）を交換していきます。排気ガスを浄化するのに必要不可欠な箇所です。それ故にこのキャタライザーが大きな抵抗となっていてエンジン本来のパワーを活かしきれていません。
HKS製のメタルキャタライザーは、純正と比較して触媒のセルが約半分となり大幅にロスを低減しています。浄化性能については、触媒貴金属（白金、パラジウム、ロジウム）を多く担持（たんじ）することで浄化性能を確保しています。
もちろん排気ガス検査もクリアしているので安心してドライブに出かけられますね。
O2センサーを取り外してから純正のキャタライザーを外していきます。
抵抗が減ったことでよりエンジンの快音が聞けるようになりましたね！
S2000(AP1)HKSハイパーマックスS取り付け作業
続いてサスペンションを純正からHKSの「ハイパーマックスS」に交換していきます。このハイパーマックスSは、従来のハイパーマックスシリーズのマックスIV GT、GT 20 SPEC、Spec-A、S・スタイルLそれぞれの特性を持ち合わせた“ストリートオールマイティ”というキャッチコピーを付けた、スポーツ走行から長距離ドライブまで高いレベルでの走り心地を追求した製品です。
取り付けしまうと見えない箇所にも拘りが伺えます。
各部をチェックしつつ、純正サスペンションを取り外していきます。
アッパーアームを外してサスペンションを取り外すことができます。
手順を逆にしてハイパーマックスSを取り付けていきます。
リアも同様の手順で装着していきます。
車高を調整して
ホイールアライメントを調整していきます。
ホイールアライメントを調整しないとタイヤが偏摩耗を起こしたり、せっかく装着した足廻りがその性能を発揮できなくなってしまいます。ホイールアライメントは乗っていくうちに少しずつズレていきますので定期的な点検と調整をおススメいたします。
これで作業は以上となります。
クルマにとって手足に相当する足廻りを交換することは、クルマの性格や特性がよりハッキリ出るようになったり変わったりする重要な箇所です。特にピュアスポーツカーであるS2000にとってはその違いがはっきりわかると思います。N様、この度は作業のご依頼ありがとうございました。今までとまた違うS2000の走りを楽しんでくださいね。
今回の作業費用ですが、サスペンションキットとメタルキャタライザーはお客様のお持込だったので
・サスペンションキット取り付け工賃：24300円
・アライメント測定・調整：20000円
・メタルキャタライザー取り付け工賃：6300円
で税込55660円となりました。
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