HMR HONDA（エイチエムアールホンダ）の栗原です。今回は、今中古車市場でも人気車であるホンダのKスポーツカー、S660にホンダアクセスが展開するカスタムパーツブランド「モデューロ」のエアロ、ブレーキ・足回りなど特別装備が装着された「モデューロX」にホンダ車のチューニングパーツでお馴染みのSPOONが発売している「N1マフラーキット」を装着しました。
S660(JW5)モデューロXのマフラー交換作業
今回交換装着するマフラーがこのSPOONの「N1マフラーキット」です。お客様のS660は、入庫以前にHKSのフラッシュエディターでECUチューンが施されており、より排気効率の良いマフラーでパワーアップを狙う為、このマフラーになりました。
特徴として、純正マフラーと比べて700g軽い5.3kg。センターパイプを50Φ、メインパイプを60Φの異径メガホン構造にし、レイアウトを最適化することで、低速トルクを犠牲にすることなく中高速域の出力向上を実現しています。
マフラーサイレンサーに装着されているこのプレートに刻印されている「JQR」というのはマフラーが保安基準に適合しているかを認証する団体です。この金属プレートに刻印されているものを「性能等確認済表示」といいます。2010年4月以降のクルマに社外マフラーを装着する場合は、必ずこの認証プレートが装着されている製品じゃないと車検を通過することができません。またプレートに刻まれている型式と車体の型式が一致しない場合はプレートは無効となります。またこのプレートが何らかの理由で読めない状態になってしまった場合も車検不適合になってしまいます。その場合はメーカーにて修理なります。定期的な点検の際に下廻りをチェックしてみると良いかもしれないです。
それでは早速取り付け作業に移っていきます。
S660は、マフラーを交換する際はリアバンパーを取り外す必要があります。リアバンパーはツメで固定されていますが、割れやすいので注意しながら取り外していきます。写真中央の遮熱板も取り外していきます。
純正マフラーです。狭いスペースの中でより良い排気効率を求めた開発陣の工夫が伺えます。
サイレンサーやマフラーエンドを傷つけないように保護ラップで巻いてから装着していきます。
マフラー装着が完了しましたら、再び遮熱板、リアバンパーを取り付けていきます。
作業は以上となります。T様、この度は作業のご依頼ありがとうございました。
今回の作業費用ですが、
SPOON N1マフラーキット：54,000円
作業工賃：9,000円
合計税込で69,300円となりました。
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