HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)の栗原です。今回は、貴重な無限バンパーを装着したアコードユーロR(CL7)にリーズナブルながら高い品質と幅広いラインナップで安定した人気を得ているTEINの車高調「FLEX Z」を装着しました。お客様より「ちょっとスタイリッシュに車高落としたい」ということで普段使いの乗り心地も犠牲にせずローダウンできるFLEX Zを選択しました。元々装着されていた無限ダンパーとどれぐらい変わるのか見てみましょう。
アコードユーロR(CL7)の足回り交換作業
まず最初に装着前の様子を見ていきましょう。この時に装着されていた無限ダンパーによって本来のノーマルと比較すると幾分下がっているとは思います。 タイヤとフェンダーの隙間に指が3本入りました。こちらが今回装着したTEIN FLEX Zです。このダンパーの特徴として「シールド構造」という非分解式構造で開発されています。ショックアブソーバー内部にオイルやガスを密封したもので、構造も単純でコストも抑えられるそうです。長期間使用してヘタってきた場合は、ショックアブソーバのみを購入すれば新品同等の性能を取り戻せるとのことです。 またTEINの足回りは、神奈川県横浜にある自社工場で生産されているので高い品質を維持できています。 こちらが減衰力を調整するダイヤルで16段階設定できます。調整は付属の工具で簡単にできます。またEDFCという電動減衰力コントローラーを追加装備すると車内から調整可能になります。元々装着されていた無限ダンパーを取り外していきます。この無限ダンパーはSHOWA製です。 所々サビや全体的に汚れており、チーフメカニックのムラマツによると「新車時から装着されていたんじゃないのかな」と。
リアも取り外していきます。 こちらがフロントで、左がTEIN FLEX Z、右が無限ダンパーです。 こちらはリアサスペンションになります。TEIN FLEX Zを装着していきます。
足回りの交換作業の際に必ず行うのが「1G締め」という作業。これはタイヤが地面に設置している状態、つまりクルマの荷重がかかった状態を再現し、足回りのブッシュのたわみ・捻じれを取り、各アーム類の締め直しを行います。これを行うことで足回りがスムーズに動くだけでなくブッシュのたわみ・捻じれが解消されたことで車高も数ミリ変化します。メカのワタナベがリアのアーム類の締め直しをしています。これが「1G締め」の様子です。無事新しいサスペンションの装着が完了しましたら、タイヤを装着しアライメント調整を行っていきます。先ほど紹介した「1G締め」を行うことでより効果的でよりいいフィーリングでドライビングを楽しめるようになります。 アライメントは、走行し続ける中で様々な入力で徐々にずれていきます。ズレが大きくなっていくとハンドリングの悪化、高速道路などでの直進性の悪化、ロードノイズ、タイヤの偏摩耗と様々な悪影響に繋がっていきます。定期的な点検をおススメします。 こちらが作業後になります。 指2本の隙間になりました。次回はホイール交換を予定しているそうです。作業は以上となります。K様、この度は作業のご依頼ありがとうございました。次回のご依頼お待ちしております。
今回の作業費用ですが、
TEIN FLEX Z:76,330円
取付・車高調整工賃:25,200円
アライメント測定・調整:20,000円
合計税込で133,683円となりました。
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